2017年5月27日萌え木ホールにて
第6回総会
いちごえ会は5年前「地域で働き安心して住む」を目的に創設されました。この5年で当事者・家族はお互いに助け合い、学び合い自然と仲間が増えました。
また高い志と使命感を持った支援者に助けられ成長することができました。
活動報告と計画を発表しました。
働く
昨年は「高次脳機能障害者にカスタマイズした働き方を学ぼう」を6回シリーズで行い、今期は「当事者に合わせた仕事を作る」ために就労、自営、作業所など開拓しサポートする。
住む
親・介護者亡き後の取り組みを推進する。高次脳機能障害に理解のある支援者の居る施設への協力で、当事者が一人暮らしできる住居・施設の確保を目指します。
行政報告「小金井市障がい福祉施策について」
藤井知文氏 自立生活支援課長
障害のあるなしに関係なく自立し、ともに支え合いながら安心して暮らせる小金井市を実現します。
第10回講演会「高次脳機能障害者と家族の支援」
山口加代子氏
横浜市総合リハビリテーションセンター 臨床心理士
神経心理学的リハビリテーションとは自分を観察し自覚するお手伝いで、問題事例を挙げて分かりやすく説明されました。
「困る人→困っている人」で人格ではなく脳機能の症状であり問題行動を減らすのがリハビリである。「それならできる!」という提案に「できた」という体験が「支えられている感」「信頼感」を生み「良くなっている自分」をご本人が意識できるようになります。
当事者・家族の他専門職の方が多く、質問票は13枚、濃い内容の総会・講演会でした。
増村 幸子